【Yuki Kajiura LIVE vol.#16】 ~Sing a Song Tour~ 東京公演 1日目 Aimerさんパート感想

●ライブの日付:2021/07/28(水)
●場所:東京・中野サンプラザホール
●アーティスト:梶浦由記さん(ゲストボーカルAimerさん)

 

Yuki Kajiura LIVE vol.#16 東京公演 1日目 Aimerさんパートの感想です。

 

【目次】

 

 

【Aimerさんパートのセットリスト】

Aimerさんのパートの流れは以下でした。

 

花の唄
I beg you
-MCをはさむ-
wonderland
春はゆく

 

詳しいセットリストは↓です。

fictionjunction.com

 

【この日はカメラが入っていた】

この日はカメラが入っていました。
そして、梶浦さんが「後日配信されることになってる」と仰ってました。

 

Aimerさんが歌う部分が配信されるか不明ですが、気にとめておいた方がいいかもです。

 

以下、感想は1階15列右側(上手)の私の視点です。

 

【花の唄~I beg youの感想】

●この日のAimerさんの歌

↓についてはYKLの神奈川公演の感想でも話した通りです。

・Aimerさんパートが他の流れと違って異質だった事。独特の緊張感があった事。
Fate曲やwonderlandの独特な曲調、またAimerさんの表現力によって)
・他の歌姫様の衣装が、緑、オレンジ、白、青と鮮やかな色なのに対して、Aimerさんが黒の衣装で、余計にパートの異質さを増してた事。

 

YKL神奈川の時の感想は↓です。

【Yuki Kajiura LIVE vol.#16】 ~Sing a Song Tour~ 神奈川公演 Aimerさんパート感想 - wateko3のブログ

 

そして、この東京公演の歌はめちゃくちゃ迫力がありました。
音圧が本当にいい感じで、Aimerさんがこのコロナ禍でもちゃんと鍛えてきたのがよくわかる歌声でした。


●花の唄
歌はAimerさんのみでコーラスなしです。

 

本当に迫力が最高でした。今まで聴いた中で一番くらいの花の唄でした。
一音一音ずしずしこちらの体に響いてきました。

ズシッと桜の重みが伝わってくるのが最高でした。

 

あと、演出で気づいた点を言いたいです。
最初、Aimerさん後方の高台のような場所からでてきて、そこで歌っていました。
で、そこに立っているとライトの加減で、ホールの左側(下手)に大きなAimerさんの影が映っていました。
リアル黒桜で、歌声の迫力と共におそろしさかったです。(いい演出)

 


●I beg you
歌は、KAORIさん、YURIKO KAIDAさんがコーラスでした。

 

I beg youもやはり迫力があって最高でした。

 

そして、今回のI beg youはいつもと違う点がありました。

2番のサビが終わって、「しんしんとかなしみだけがふりつもる」の前に、「I beg you~」とAimerさんが歌う所があると思います。そこがいつもと違ったのです。

 

いつもや音源だと「I beg you→」と平坦にのばします。
この日は「I beg you⤴」って感じで、音程を、地の底からぐいっと上にあげていく感じでした。
(言葉でうまく表現できない)

 

何を言ってるかわからないかもですが、ここめっちゃかっこよかったのです。
私はここでテンション爆上がりしました。

ここ平坦に伸ばすか、上にあげるかで、歌のとらえ方も変わってくると思うので、いい試みだと思いました。
私こっちバージョンめっちゃ好きです。

 

【MC:梶浦さん×Aimerさん これから研究してみたいこと】

梶浦さんのライブには毎回お題があって、MCではそれについて話します。

この日のYKLのMCのトークテーマは、
「今から研究してみたいこと」
「これからやってみたいこと」
でした。

7月28日が夏休みということもあり「な(7)に(2)や(8)ろう?」の語呂合わせで、「自由研究の日」だからとの事です

 

梶浦さん「Aimerさんのこれから研究したいことは何ですか?」

 

Aimerさん「これまで歌ってきて今年で10年になるんですけど、色んな歌を歌わせてもらってきて」
Aimerさん「BPM(テンポ)の速い曲にもあわせないといけないなと思って…」

Aimerさん「ラップを…」

 

梶浦さん「???」
会場「???」

 

しばらく全員意味がわからなくて一瞬沈黙。
(私は脳裏にサランラップがよぎった。それほど文脈が唐突でした。)
そのあと、Aimerさんが歌のラップを研究している事を会場が理解して拍手をしだします。

 

Aimerさん「何の拍手ですか?」

 

梶浦さん「意外ですね。」

 

Aimerさん「もしこれから梶浦さんとなんらかのなんらかがあってご一緒して、それでやるとなった時にもできるようにと」

 

梶浦さん「えっじゃあ次にAimerさんに曲を作る時に、『ここからここまでラップでおまかせ』ってしてもいいって事ですか?」

 

Aimerさん「(アワアワうろたえる)」

 

梶浦さん「聞いちゃったぁぁ」(超悪い顔、超笑顔😁)

 

Aimerさん「(アワアワうろたえる)」


Walpurgisの話に変わる。

 

梶浦さん「そいうえばAimerさんアルバム出されたんです。」
梶浦さん「Walpurgisっていう。もう名曲しか入ってない。」
梶浦さん「それで、前も言ったんですけどその中の『季路』という曲が大好きで、」
梶浦さん「いつか絶対練習してカラオケで歌おうと思ってるんです。」

 

Aimerさん「ありがとうございます。」(嬉しそう)

 

梶浦さん「そして、Aimerさんライブも決まっているとか。」

 

Aimerさん「再来月9月に、さいたまスーパーアリーナでワンマンライブを予定しています。」

Aimerさん「興味を持って下さった方は、ぜひ遊びにいらしてください。」

 

梶浦さん「まさかそこで初ラップ披露を?」

 

Aimerさん「そうなったら9月までにリリックをためておかないとダメですね。」

 

梶浦さん「Aimerのぉフリーラップぅ」

 

Aimerさん「梶浦さんもぜひ参加して下さい。」

(ここで梶浦さんにこの返しをするAimerさんもなかなか肝が据わってる)

 

梶浦さん「いやいや私は後ろでYO!YO!とか言ってますよ(笑)」

(Aimerさんがラップしてて梶浦さんが後ろでYO!YO!言ってるライブってどんなだよと思った。)

 

梶浦さん「どこまでも向上心のあるAimerさんですね。」


で話が終わって、wonderlandの話に変わる。

 

梶浦さん「さっき言ってたアルバムWalpurgisで曲を書かせてもらったんです。」
梶浦さん「wonderlandって曲なんですけど。」

 

梶浦さん「Aimerさんが好きに書いていいっていうから、やったーって好き勝手にかきました。」

梶浦さん「ラブラブな曲です。(当社比)という感じですけど(笑)」

 

ファン「(笑)」

(梶浦さんのラブラブ(当社比)の不穏さがよくわかっているファンの反応)

 

梶浦さん「お聴きください。wonderland」

で、Aimerさんがwonderlandを歌い始める。

 

ついでに、ヴァニタスの手記(アニメの音楽を梶浦さんが担当)などで梶浦さんともなじみの深い、望月先生もライブ観てらっしゃったらしく、こんな反応を。

 

【wonderland~春は行くの感想】

●wonderland
歌は、Joelleさん、KEIKOさんがコーラスでした。

 

wonderlandもかっこよかったです。
回を増すごとにかっこよさが増して、Aimerさんが自分のものにしてきている、という感じでした。
wonderlandは狂気の曲ですが、この日の私的にはかっこよさが印象的だったのでした。

あと、今野さんのバイオリンが最高。


●春はゆく
歌は引き続き、Joelleさん、KEIKOさんがコーラスでした。

 

春はゆくはもう本当に最高でした。

私は前回ライブに行ったYKL神奈川での、春はゆくの感想は、
「コーラスとAimerさんの声が混ざってAimerさんの声を探してしまった」
といったものでした。

 

今回はAimerさんの音圧がとてもよかったので、Aimerさんの声が主音としてはっきり聴こえていました。


そして、コーラスも最高でした。
KEIKOさんもJoelleさんもAimerさんの声にぴったり寄り添って歌っていてました。

 

最後の方は、少しずつコーラスが減っていくのですが、Joelleさんがフェードアウトして、
KEIKOさんとAimerさんのハモリになるのですが、そこが本当に美しすぎて天に召されるかと思いました。

「せめて側にいる 大事な人たちに」らへん。

 

そして、最後はAimerさんソロで繊細に美しく締める。
というYKLならではの、素晴らしい春はゆくでした。

 

【アンコール後退場前】

アンコール終わって退場する時の様子の話をしようと思うのですが、私よりAimerファンのあおいさんの呟きの方が描写が素晴らしいので、呟きをお借りします。

 

 

歌のコンビネーションもさることながら、普段的にも仲がよさげな感じが伝わってくるAimerさんとKEIKOさんでした。

 

 

 

 

-おわり-